数字の意味「6に隠された意味とは?(数霊6)」
数霊では、かなの「か」が6にあたる数字です。
数を数える時に発する言葉は「む」で、
物事のムスビが整う意味であり、
横の働きを示し、安定感があります。
横のムスビのエネルギーが安定しているという意味です。
日本では6は縁起の悪い数字と言われていますが、
中国では「リュー」と発音して物事がスムーズに流れていくということで、
順風満帆で縁起が良い意味として捉えています。
お祝い事があるときは6種類の果物を贈り物としたり、
6種類のメニューでおもてなししたりするそうです。
宇宙とも関係してくる33をa足すと6になり、
これは2つの事柄が統合される意味でもあります。
男性と女性、陰と陽、太陽と月、
肉体と精神などが統合される状態を表します。
統合されると宇宙はエネルギーに溢れて完全なるものに変化します。
他に「6」は物質的な意味も表します。
所有物やお金などにこだわりすぎるあまり、
手放す事ができず執着してしまう傾向があります。
「6」によく遭遇するときは物質に、
囚われすぎていないか自分に問いかけてみてください。
もともと安定した数なのですが、
物質主義のエネルギーが強すぎると不安が生じ、
精神面でのバランスを崩してしまいます。
お金は物質でもありますが、エネルギーでもあります。
「リュー」を意識して滞ることのないように流してあげる事も大切なのです。
物質的不安を抱えたままでいると、
宇宙はいつまでも不安を与え続けます。
意地悪をしているわけではないのです。
宇宙はとてもシンプルで「良い悪い」の区別はありません。
いつまでも不安や恐怖を抱えていることは、
いつまでもそれを欲していると捉えてしまうのです。
ですから自身を慈愛で満たしてください。
不安や恐怖がある場合は、
そこから抜け出せる力があるということです。
もともと乗り越える力のない人は壁を乗り越えようともしないし、
どうやったら乗り越えようか、と考える事もないのです。
トートタロットでは「The LOVERS・兄弟」にあたります。
他のタロットでは「恋人」と認識されていますが、
トートでは兄弟・つまりカインとアベルの物語を表しています。
タロットカードは対になった者同士の色が反転されています。
カインとアベルはアダムとイブが生んだ最初の子どもです。
結末は悲しいものですが、兄弟が神に捧げたものは、
兄・カインは自己の力を誇示するもので、弟・アベルは神への感謝でした。
対立は自分と違うものは排除しようとする意識からくるもので、
異なったものを受け入れられないと争いが起こります。
ですから「6」という数字は、
2つの異なるものを素直に受け入れましょう
という意味にもなります。
そうすることで宇宙のエネルギーも順風満帆に流れることになるのです。
そのことを理解するだけで、
自身のエネルギーはバランスのとれたものになるでしょう。
もう1つ、「六芒星」のことも伝えておきましょう。
全体を見ると星形に見えますが、
正三角形を対に交差させたものが六芒星です。
日本では籠目の編み目が六芒星ですし、
子どもの産着にも用いられている麻の葉模様は六芒星の一種です。
こちらも魔除けの意味合いが強いです。
他にはミツバチの巣やトンボの目・亀の甲羅はハニカム構造というもので、
サッカーのゴールの編み目がそうなのですが、力を分散させる効果があります。
ゴールの編み目が四角ですとボールが当たった時に編み目が変形します。
三角形なら2方向にしか力が分散しないのですが、
6角形は力が5方向に分散するため衝撃力が小さくなります。
自然から生まれたものはバランスの良さがわかりますね。
このように数字の「6」はバランスがとれており、
自然界からも宇宙からも強力なエネルギーを与えられている意味があるのです。